<設置されている場所>
仁王門の前
<台座の年号>
平成11年12月
<訪問メモ>
平安時代の創建と伝えられる天台宗の寺院です。不動明王を本尊としており、江戸時代に不動信仰を集めたことから、目黒不動尊といわれるようになったそうです。2009年12月に訪問しました。都内最古とされている石造狛犬(
その3)を含め、数多くの狛犬があることから狛犬好きにとっては一度は訪れたい場所のひとつでもあります。あまりに数が多いため、その1、
その2、
その3、
その4に分けています。
仁王門前にある狛犬は新しく、台座には「平成11年12月」とありました。漢数字でないところが残念。前脚、後脚の爪や、胴体部分など随所に彫りが甘く、機械的に彫られた感じがわかります。全体としてみると、やや丸みを帯びていて、顔の表情に愛嬌があります。カッと目を見開いている表情も面白く、前脚の肘の下あたりにある体毛や、阿吽で直毛・巻き毛となっているところなども好印象でした。
その2へ続きます
<基本情報>
目黒不動尊・瀧泉寺
東京都目黒区下目黒3丁目20-26
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<関連サイト>
◆「
目黒不動尊」(公式ホームページ)
◆「
瀧泉寺」(Wikipedia)
◆「
目黒不動尊」(実りのとき)