2011年3月4日金曜日

【狛犬アルバム】名古屋住吉神社(名古屋市熱田区新尾頭)



<設置されている場所>
拝殿の前

<台座の年号>
寛政元年(1789年)

<訪問メモ>
 2010年11月に訪問。名古屋最古の狛犬ということで、名古屋住吉神社を尋ねました。JR名古屋から電車で一駅、金山駅から10分ほど歩きます。この日は土曜日、住吉神社の方向にはどうやら場外馬券売り場があるようで、競馬新聞を持った中年男性が大勢いました。

 拝殿の前に、名古屋最古の狛犬がいます。台座には寛政元年九月(1789年)建立とあります。まず気づくのは横に平べったい顔と鼻です。江戸中期以前の狛犬にはよくある形です。前脚はほっそりとしていて、毛はありません。体つきも非常にシンプル。また、阿形、吽形ともにびっしりと歯が並んでいます。阿形の狛犬の頭には三本の溝があるようにも見えました。吽形の狛犬には角があります。これもよく見ると、前後に枝分かれしているように見えました。

 ちなみに、入り口にあった住吉神社の石碑には「名古屋城建設守護神」とあり、伝統ある神社のようですが、境内は雑然としていて、メンテナンス状態がよくないのが非常に残念でした……

<基本情報>
住吉神社
愛知県名古屋市熱田区新尾頭1丁目9-28


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<関連サイト>
◆「歴史探訪 『金山神社・住吉神社』(名古屋市熱田区)」(徒然日記 〜四十而不惑〜)