宮地嶽神社は、福岡の宗像地方にある神社で、日本一大きいと称される注連縄でも有名です。歴史は古く、創建は400年頃と言われています。福岡市内からのアクセスは、JR博多駅から鹿児島本線に乗り小倉方面へ。JR福間駅で降りると、駅からはバスが出ています。2013年1月に訪問しました。
<設置されている場所>
二の鳥居の前
<製作年>
不明
宮地浜海水浴場の駐車場の横に鳥居があり、その前に一対の狛犬がいました。体つきは丸みがありやや筋肉質ですが、豚鼻でいい表情をしています。高良山愛宕神社の狛犬に雰囲気が似ていました。
<設置されている場所>
階段を登った参道鳥居の後ろ
<製作年>
昭和三五年(1960年)
土産店や名物という松ヶ枝餅の店が立ち並ぶ参道を抜け階段を登ると、二対目の狛犬が現れます。阿形の口には玉がくり抜かれています。また、阿吽ともに目が金に塗られているところがかっこいいです。阿吽の彫りの差はほとんどないようです。尾が三つに分かれているのは特徴的かもしれません。
<設置されている場所>
左に折れた参道の途中
<製作年>
不明
階段を登り、参道がやや左に折れて少し進んだところに三対目の狛犬がいます。伏せ耳、ギョロ目の浪速狛犬です。これも阿吽の彫り分けはほとんどありませんが、吽形の頭に角がありました。
<設置されている場所>
左に折れた参道の途中
<製作年>
不明
参道を少し進むと鳥居の手前に小さな狛犬がいました。顔つきは博多狛犬の表情に近く、体つきは高良山愛宕神社の狛犬にも似たしっかりとした作りです。
その2へ続きます。