<設置されている場所>
随身門の前
<製作年>
明治四十四年(1911年)
西門の大鳥居をくぐり大きな参道を進むと、随神門が見えてきます。その前に狛犬がいました。この狛犬はかなり苔むしており、雰囲気があります。サイズは中くらいですが、尾はふさふさとして立派。耳は大きめです。そして阿吽ともに大きな角があることが特徴的です。ややつぶれた感じの顔つきと、正面から見ると後脚を開いて座っている様子が、まるで蛙のようでかわいらしいですね。
<設置されている場所>
拝殿の前
<製作年>
昭和三十九年(1964年)
随神門の先の拝殿の前にも一対の狛犬がいました。タイプとしては岡崎古代型に近いのですが、より力強く、全身にゴツゴツと隆起した鎧のような筋肉をまとっています。全身のバランスとして顔がかなり大きく作られていることと、目つきに力があることから、かなり怖い顔に見えます。顔つきや石の色合いなどが、同じ福岡市の光雲神社の狛犬と似ている印象でした。
<基本情報>
住吉神社
福岡県福岡市博多区住吉3丁目1-51
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<関連サイト>
◆「【公式】福岡(博多)の筑前一之宮 住吉神社」(公式ホームページ)
◆「住吉神社 (福岡市)」(Wikipedia)
◆「住吉神社」(神社探訪・狛犬見聞録)