<設置されている場所>
拝殿の前
<製作年>
文政元年(1818年)


拝殿前の狛犬も文政元年(1818年)のものとかなり古いものです。中規模の大きさで、やや大きめの顔が特徴的です。たてがみの彫り、筋肉質な胸や前脚などが立派で肉感的でした。また、尾は立っていて、背面がフラットになっていました。この後に訪れた高良大社の狛犬(寛暦十三年(1763年))と比べると、かなり洗練されてきている感じがします。その古さからか、全身が緑色に変色しており(特に吽形)、いかにも山の中の神社の狛犬といった雰囲気でした。
<基本情報>
高良山愛宕神社
福岡県久留米市御井町297
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<関連サイト>
◆「高良大社 高良山案内図」(筑後国一の宮 高良大社)
◆「愛宕神社」(神社探訪・狛犬見聞録)