2010年2月14日日曜日

【狛犬の歴史】7. 室町時代の狛犬

■7. 室町時代の狛犬
 鎌倉時代後期に入ると、軽快で個性的な作風から次第に重厚化した作風の狛犬が増えていきました。そして、南北朝時代には、頭部と上体に重きを置いて迫力を演出させるようになります。室町時代の代表的な狛犬は体全体が筋肉質で肋骨が盛り上がっていて、躍動感にあふれています。やがて、戦国時代に入ると、肩の盛り上がった力強さは消え、全体的に簡素で丸みを帯びた優しい感じとなっていきます。この時代には大名や武将が奉納したものが多くみられるようになっていきました。