2010年2月14日日曜日

【狛犬の歴史】8-6. 浪花狛犬(浪花型、関西型)

■8-6. 浪花狛犬(浪花型、関西型)
 関西では江戸とは異なり、蹲踞の姿勢がその後も大きな変化を見せず、獅子・狛犬の様式もかなり長くとどめられました。そのため、吽形に角があるものが多いのも特徴です。

<特徴>
・前髪はほとんどないが、太い眉がある
・目は大きくギョロ目、目玉の瞳がある場合が多い
・折れ耳、横耳が多い
・鼻はいわゆる獅子鼻、団子鼻が多い
・あご髭はあごの真下になく、両脇に瘤状に描かれている
・人のような唇(二重に縁取りされている)
・歯はむき出しに彫られており(特に阿型)、形状型は人間型(獅子頭型)が多い
・尾は、うちわ型で直立している
・子獅子はほとんどいない(いても一頭)
・まっすぐに背筋を伸ばした姿勢
・蹲踞の姿勢がほとんど
・顔の表情は人面に近い
・吽形の頭部に角があるものが多い